2010-12-31 (Fri) 00:13 ✎
【到津の森公園】
右手だからミギー、わりかし安易だな。でも名前なんてどうでもいい。
僕の名前は僕に付与された記号だから、とうぜん僕そのものではない。だから僕ではない名前のことにこだわるのは馬鹿馬鹿しい。
いつか別サイトで夫婦別姓の話をしたときに、僕はそういうふうなことを言いったことがあります。
今でもそう思う。自分自身にとっては間違いなく自分の名前はどうでもいい。
でも、自分以外のものに目を向けるとハテそうかしら、ちょっとわからなくなる。
パソコン、机、ウサギ、石ころ、ママ、陽太郎・・・。僕たちはあらゆるものに名前をつけています。一般名詞とか固有名詞とか細かい区分けはあるけれど、どれも名前には違いない。
「あれ」とか「これ」だって、そう言うときには、あの「あれ」、その「これ」と対象を限定しているのだから、やっぱり名前と言っていい。
あらゆること・ものに名前がある。名前があるとはこの世に存在するということ。これ逆に言うと、名前がないとは存在しないってことでもあるね、余談ですけど。
そういうふうに、名前があるとは存在することだとすると、ある名前を僕が知るということは、その存在を僕が知るということです。名前を知るってことは意識するってことです。意識するってことは思いやることにつながります。だから名前を大事にするってことは、実はその名前で呼ばれるそれを思いやるってことです。もちろん僕にも名前があるわけで、自分の名前はだからやっぱり大事であるよ。
ふしぎなことに名前って、種から個に近づけば、それだけ相手が具体的に感じとれる。性格とか温度とか感情とかまで感じ取れる気がする。
霊長類よりヒト科、ヒト科よりホモ・サピエンス、ホモ・サピエンスよりかんだむつみ(僕だ)ってことです。例が悪いが。
そこでだ。待ってました、到津の森。
【動物「個」展 ~会いに行きたいあの「個」たち~】
■日時・期間: 10月23日(土)~1月30日(日) 9:00~17:00
■開催場所: 管理センター2階 ロビー
■参加費: 観覧無料 ※入園料が必要です

いやあ、実は企画が始まった瞬間に行きたかったんですけどね。
行って、見たあとに内容を紹介してオススメしようかなあと思っていたんですけど、ホラもうイベントの期間が残り1ヶ月ですから。
到津の森ではふだんの展示でも動物の名前は掲示しています。でもあえて企画化していますからね、より「個」を意識した展示をしていると思うのです。
ここ数日のトークショー日記が(じゃなくて、坂東さんと岩野さんの言葉が)少しでも面白そうだと思った方は、ぜひオススメのイベントです。行ってないけど。
動物園の動物は個体名を覚えて見るというのは僕は大賛成なんですね。
もちろん一度にぜんぶの個体名を憶えろなんてのはたいへん(てゆか無理)ですから、とりあえず一頭だけ憶えたらいい。
前に「もっと!ほんとのおおきさ動物園」という絵本を見たとき、写真掲載されているすべての動物の横に、それぞれの個体名が記されていてすごく感動しました。
名前を認識すると、その相手は代わりのきかない特別な存在になるんですよ。逆に本当に大切な相手には、僕たちはやっぱり大切な名前を与えちゃうしょや。
トークショー繋がりでちょっと面倒くさい内容になっちゃったなあ。 えへへ。
到津の森公園 公式サイト
→http://www.kpfmmf.jp/zoo/
---------------------<以下イベント詳細:告知>---------------------
【動物「個」展 ~会いに行きたいあの「個」たち~ 】
■日時・期間: 10月23日(土)~1月30日(日) 9:00~17:00
■開催場所: 管理センター2階 ロビー
■参加費: 観覧無料 ※入園料が必要です
「キリン」や「ゾウ」、「ロバ」といった動物の"種類"としてではなく、「キリンのトーマ」、「ゾウのサリー」、「ロバのすもも」など、飼育員のように一頭一頭を見分けることができたら、もっと動物たちに愛着をもっていただけるはず・・・そんな想いから生まれた、飼育員の愛情がつまった秋の企画展です。
右手だからミギー、わりかし安易だな。でも名前なんてどうでもいい。
僕の名前は僕に付与された記号だから、とうぜん僕そのものではない。だから僕ではない名前のことにこだわるのは馬鹿馬鹿しい。
いつか別サイトで夫婦別姓の話をしたときに、僕はそういうふうなことを言いったことがあります。
今でもそう思う。自分自身にとっては間違いなく自分の名前はどうでもいい。
でも、自分以外のものに目を向けるとハテそうかしら、ちょっとわからなくなる。
パソコン、机、ウサギ、石ころ、ママ、陽太郎・・・。僕たちはあらゆるものに名前をつけています。一般名詞とか固有名詞とか細かい区分けはあるけれど、どれも名前には違いない。
「あれ」とか「これ」だって、そう言うときには、あの「あれ」、その「これ」と対象を限定しているのだから、やっぱり名前と言っていい。
あらゆること・ものに名前がある。名前があるとはこの世に存在するということ。これ逆に言うと、名前がないとは存在しないってことでもあるね、余談ですけど。
そういうふうに、名前があるとは存在することだとすると、ある名前を僕が知るということは、その存在を僕が知るということです。名前を知るってことは意識するってことです。意識するってことは思いやることにつながります。だから名前を大事にするってことは、実はその名前で呼ばれるそれを思いやるってことです。もちろん僕にも名前があるわけで、自分の名前はだからやっぱり大事であるよ。
ふしぎなことに名前って、種から個に近づけば、それだけ相手が具体的に感じとれる。性格とか温度とか感情とかまで感じ取れる気がする。
霊長類よりヒト科、ヒト科よりホモ・サピエンス、ホモ・サピエンスよりかんだむつみ(僕だ)ってことです。例が悪いが。
そこでだ。待ってました、到津の森。
【動物「個」展 ~会いに行きたいあの「個」たち~】
■日時・期間: 10月23日(土)~1月30日(日) 9:00~17:00
■開催場所: 管理センター2階 ロビー
■参加費: 観覧無料 ※入園料が必要です

いやあ、実は企画が始まった瞬間に行きたかったんですけどね。
行って、見たあとに内容を紹介してオススメしようかなあと思っていたんですけど、ホラもうイベントの期間が残り1ヶ月ですから。
到津の森ではふだんの展示でも動物の名前は掲示しています。でもあえて企画化していますからね、より「個」を意識した展示をしていると思うのです。
ここ数日のトークショー日記が(じゃなくて、坂東さんと岩野さんの言葉が)少しでも面白そうだと思った方は、ぜひオススメのイベントです。行ってないけど。
動物園の動物は個体名を覚えて見るというのは僕は大賛成なんですね。
もちろん一度にぜんぶの個体名を憶えろなんてのはたいへん(てゆか無理)ですから、とりあえず一頭だけ憶えたらいい。
前に「もっと!ほんとのおおきさ動物園」という絵本を見たとき、写真掲載されているすべての動物の横に、それぞれの個体名が記されていてすごく感動しました。
名前を認識すると、その相手は代わりのきかない特別な存在になるんですよ。逆に本当に大切な相手には、僕たちはやっぱり大切な名前を与えちゃうしょや。
トークショー繋がりでちょっと面倒くさい内容になっちゃったなあ。 えへへ。
到津の森公園 公式サイト
→http://www.kpfmmf.jp/zoo/
---------------------<以下イベント詳細:告知>---------------------
【動物「個」展 ~会いに行きたいあの「個」たち~ 】
■日時・期間: 10月23日(土)~1月30日(日) 9:00~17:00
■開催場所: 管理センター2階 ロビー
■参加費: 観覧無料 ※入園料が必要です
「キリン」や「ゾウ」、「ロバ」といった動物の"種類"としてではなく、「キリンのトーマ」、「ゾウのサリー」、「ロバのすもも」など、飼育員のように一頭一頭を見分けることができたら、もっと動物たちに愛着をもっていただけるはず・・・そんな想いから生まれた、飼育員の愛情がつまった秋の企画展です。
動物ファンの方も、これからファンになる方も、きっとこの個展を見れば、園内の動物たちに向けるまなざしが変わるはずです。急に動物たちが、"種"としてのかたまりではなく、その一頭一頭が違った個性をもつ私たち人間のような「個」として浮かび上がり、「こんなふうに動物たちを見たことがなかった!」と感じていただけるはずです。
ぜひ、あなたも実際に会場でこの不思議な感覚を体験してください!
≪企画展内の主なコーナー≫
●動物アイドル総選挙・ファン投票コーナー
●ヤギさんの郵便局
●気になるあの「個」のお弁当
●忘れないよあの「個」たち
●動物Q&A
●グッズ販売コーナー
≪スタッフからのメッセージ≫
皆さんは動物園に行く時はどんな気持ちで行っていますか。「キリンが見たい。ゾウにエサをあげたい。ウサギにさわりたい。」そんな感じでしょうか。でも、もし、動物一頭一頭を見分けることができたら・・・。
今回は動物一頭一頭がテーマ。「キリンやゾウ」といった種類や生息域など図鑑に掲載される情報ではなく、到津の森公園にいる動物だけの「名前や姿、行動などその特徴」に注目し、その「個性」を紹介するものです。
企画展会場では、動物を飼育している飼育員が、動物のマネジャーとして愛情をこめて担当動物を紹介します。会場でお気に入りの個を見つけたら、現場へゴー。たくさんの動物の中から、その「個」を見つけてみましょう。この企画展を体験した後はきっと、「ゾウやキリンを見に行く」ではなく「ランちゃん、トーマくんに会いに来た。応援に来た。」となると思います。
この機会に100種500頭の中からあなただけのオンリーワン「個」を見つけ、ごひいきさんとしてずっと付き合ってみませんか?
引用元:到津の森公園イベント情報ページより
ぜひ、あなたも実際に会場でこの不思議な感覚を体験してください!
≪企画展内の主なコーナー≫
●動物アイドル総選挙・ファン投票コーナー
●ヤギさんの郵便局
●気になるあの「個」のお弁当
●忘れないよあの「個」たち
●動物Q&A
●グッズ販売コーナー
≪スタッフからのメッセージ≫
皆さんは動物園に行く時はどんな気持ちで行っていますか。「キリンが見たい。ゾウにエサをあげたい。ウサギにさわりたい。」そんな感じでしょうか。でも、もし、動物一頭一頭を見分けることができたら・・・。
今回は動物一頭一頭がテーマ。「キリンやゾウ」といった種類や生息域など図鑑に掲載される情報ではなく、到津の森公園にいる動物だけの「名前や姿、行動などその特徴」に注目し、その「個性」を紹介するものです。
企画展会場では、動物を飼育している飼育員が、動物のマネジャーとして愛情をこめて担当動物を紹介します。会場でお気に入りの個を見つけたら、現場へゴー。たくさんの動物の中から、その「個」を見つけてみましょう。この企画展を体験した後はきっと、「ゾウやキリンを見に行く」ではなく「ランちゃん、トーマくんに会いに来た。応援に来た。」となると思います。
この機会に100種500頭の中からあなただけのオンリーワン「個」を見つけ、ごひいきさんとしてずっと付き合ってみませんか?
引用元:到津の森公園イベント情報ページより
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最終更新日 : -0001-11-30