2010-05-05 (Wed) 23:54 ✎
【到津の森公園】
GW日記になるのかな。まずは4/29からスタート。
到津の森に行ってきました。
目的は展示会「動物・写真家さとうあきらの到津の森写真展&阿部いづみの石ころたちの動物園」に行くこと。

さとうあきら氏とは、僕の好きな絵本「みんなのかお」(戸田杏子と共著)の作者のひとりです。
さとう氏の写真がすばらしいこと!
氏は「動物の顔は同じじゃない、みんな違う」だけでなく、「同じ個体でも時と場合によって違う表情を見せる」という大前提で、ただただ動物のベストショットを待ち続けているんだろうなと思います。
ひたすらじっと待つ、待つ、待つ。
上の考えはあくまで僕の勝手な想像ですけど、でもそうじゃないと動物たちのあんな表情や仕草は撮れない、たぶん。
これは不遜にも言い切っちゃいますが、僕は到津の森の一般利用者としては、比較的長時間動物を見ている部類に入ると思います。
それでも今回の展示作品に写された動物たちの姿は、見たことのないものばかりでした。感動したー。
そしてもうひとつ、阿部いづみ氏の石ころ絵画の展示がありました。
川で拾った石を動物に見立てて絵を描くという絵画作品。これもとんでもなかった。
会場は撮影禁止だったので、帰宅後ネットで調べたら、阿部氏が運営する施設を撮影した動画がありました。
ざっと見ていただければ石ころ絵画の雰囲気は伝わるかと思います。
さあ、どうすか。
なーんて、実はリンクまでしてなんですが、動画じゃ僕の驚愕の半分も伝わらない気がするのです。
今回展示されていたものは、会場が動物園だからか、動画のものよりもう少し写実的な絵柄でした。
その写実性にも驚いたのですが、なにより石の使い方が絶妙すぎる・・・!
これがね、たぶん実際に見ないとわかりにくいんですよね。
実は、僕は実際に見るまでは「たまに田舎で道端の露店で見かけるアレだろ? 石の輪郭さえうまく使えばどうとでも描けるアレやろー?」と高をくくっていました。
バーカバーカ、プ。>おれ
石のヒビ、凹凸、細かい断層なんかもすべて絵の中に活かされている。この石には、この動物の、このポーズでしか描き得ないという完成度なんです。
遠近感や縮尺はよく見るとあきらかに変。なんだけどリアルに感じるんですよね。もうこれは奇跡だよ。ええい、説明下手。
この人もどれだけ動物を見つめてきたんやろか、想像するだに恐ろしい。
適切なデフォルメって、対象のこときちんと理解していないとできやしないと思うのです。
それがこんな石ころにこんな極端なデフォルメしつつ、こんなにも野生を表現するなんて!!
展示会は5/31までやってます。無料です。
うわー、金とろうよw
さてと。
以下は蛇足文。この日に撮った写真です。僕が動物見てわあっと思ったことの覚え書きです。すっとばしOK。
ミーアキャット。
いつでもどこの動物園でも人気があって人垣ができているので、実は僕にとってあまり見る機会のない動物です。
同じく立ちあがって周囲を警戒するプレーリードッグより、上下左右いろんな方向をキョロキョロ見るような気がします。
両者の比較はけっこう興味あるので、いつかじっくり観察したいですね。
ワライカワセミ。鳥の中でも特に好き。
カワセミというオシャレ属のくせに頭でっかちでバカっぽくてね、愛おしい。
鳴き声が人の笑い声みたいということですが、本当にそうなんですよ。しかもウヒャウヒャ系の笑い方。これもバカっぽい。
なかなか笑ってくれないけど、また聞きたいなあ。
ちなみにこの写真は鳴いているのではなくただ口を開けただけw でも口を開けるのすらほとんど見たことないので嬉しくてパチリ。
ワオキツネザル。
実はこの日初めて、ワオの手足の指をまじまじと見ました。
したっけ、指長ッ!
でもこの写真だとそんな長くは見えないかな。
さっき僕は動物を人よりたくさん見ていると自慢していたけど、嗚呼勘違い。全然見ていないじゃないの。
そうそう、ワオキツネザルとエリマキキツネザルの新展示場の予定があるそうです。
この予想図を見た限りでは、運動能力を活かす行動展示を主眼に置いているようですね。
現状の両キツネザルの展示場は、運動場としては動物のいろいろな動きを見れるし、景観もジャングル感がいい雰囲気なんですね。だからこの器械チックなある意味つまんない見た目を、「日本一美しい動物園」を標榜する到津の森がどう料理するのか、期待です。
ニホンザル。岩山を飛び降りようとしているところ、
どういうわけかいつも見るのを後回しにして、結局閉園時間になって慌てて帰る横目で見ることんばかりの彼ら。いずれじっくり見たいと思います。
ロバ。
実はとっても驚いたのが、このロバ舎にて。
なんとロバって国内に200頭くらいしかいないのだとか・・・!
てことは1県あたりだと約4頭か。って、少ないわッ!
到津の森には5頭いるよ。もし意外と一極集中の傾向にあるとしたら・・・ロバを見たことない子どもって多いんじゃないのか。希少動物やん。
もっと人集まらんかい。
■絵本「みんなのかお」→感想日記
■石ころたちの動物園(阿部いづみ)→施設公式サイト
到津の森公園 公式サイト
→http://www.kpfmmf.jp/zoo/
GW日記になるのかな。まずは4/29からスタート。
到津の森に行ってきました。
目的は展示会「動物・写真家さとうあきらの到津の森写真展&阿部いづみの石ころたちの動物園」に行くこと。


さとうあきら氏とは、僕の好きな絵本「みんなのかお」(戸田杏子と共著)の作者のひとりです。
さとう氏の写真がすばらしいこと!
氏は「動物の顔は同じじゃない、みんな違う」だけでなく、「同じ個体でも時と場合によって違う表情を見せる」という大前提で、ただただ動物のベストショットを待ち続けているんだろうなと思います。
ひたすらじっと待つ、待つ、待つ。
上の考えはあくまで僕の勝手な想像ですけど、でもそうじゃないと動物たちのあんな表情や仕草は撮れない、たぶん。
これは不遜にも言い切っちゃいますが、僕は到津の森の一般利用者としては、比較的長時間動物を見ている部類に入ると思います。
それでも今回の展示作品に写された動物たちの姿は、見たことのないものばかりでした。感動したー。
そしてもうひとつ、阿部いづみ氏の石ころ絵画の展示がありました。
川で拾った石を動物に見立てて絵を描くという絵画作品。これもとんでもなかった。
会場は撮影禁止だったので、帰宅後ネットで調べたら、阿部氏が運営する施設を撮影した動画がありました。
ざっと見ていただければ石ころ絵画の雰囲気は伝わるかと思います。
さあ、どうすか。
なーんて、実はリンクまでしてなんですが、動画じゃ僕の驚愕の半分も伝わらない気がするのです。
今回展示されていたものは、会場が動物園だからか、動画のものよりもう少し写実的な絵柄でした。
その写実性にも驚いたのですが、なにより石の使い方が絶妙すぎる・・・!
これがね、たぶん実際に見ないとわかりにくいんですよね。
実は、僕は実際に見るまでは「たまに田舎で道端の露店で見かけるアレだろ? 石の輪郭さえうまく使えばどうとでも描けるアレやろー?」と高をくくっていました。
バーカバーカ、プ。>おれ
石のヒビ、凹凸、細かい断層なんかもすべて絵の中に活かされている。この石には、この動物の、このポーズでしか描き得ないという完成度なんです。
遠近感や縮尺はよく見るとあきらかに変。なんだけどリアルに感じるんですよね。もうこれは奇跡だよ。ええい、説明下手。
この人もどれだけ動物を見つめてきたんやろか、想像するだに恐ろしい。
適切なデフォルメって、対象のこときちんと理解していないとできやしないと思うのです。
それがこんな石ころにこんな極端なデフォルメしつつ、こんなにも野生を表現するなんて!!
展示会は5/31までやってます。無料です。
うわー、金とろうよw
さてと。
以下は蛇足文。この日に撮った写真です。僕が動物見てわあっと思ったことの覚え書きです。すっとばしOK。

いつでもどこの動物園でも人気があって人垣ができているので、実は僕にとってあまり見る機会のない動物です。
同じく立ちあがって周囲を警戒するプレーリードッグより、上下左右いろんな方向をキョロキョロ見るような気がします。
両者の比較はけっこう興味あるので、いつかじっくり観察したいですね。

カワセミというオシャレ属のくせに頭でっかちでバカっぽくてね、愛おしい。
鳴き声が人の笑い声みたいということですが、本当にそうなんですよ。しかもウヒャウヒャ系の笑い方。これもバカっぽい。
なかなか笑ってくれないけど、また聞きたいなあ。
ちなみにこの写真は鳴いているのではなくただ口を開けただけw でも口を開けるのすらほとんど見たことないので嬉しくてパチリ。

実はこの日初めて、ワオの手足の指をまじまじと見ました。
したっけ、指長ッ!
でもこの写真だとそんな長くは見えないかな。
さっき僕は動物を人よりたくさん見ていると自慢していたけど、嗚呼勘違い。全然見ていないじゃないの。

この予想図を見た限りでは、運動能力を活かす行動展示を主眼に置いているようですね。
現状の両キツネザルの展示場は、運動場としては動物のいろいろな動きを見れるし、景観もジャングル感がいい雰囲気なんですね。だからこの器械チックなある意味つまんない見た目を、「日本一美しい動物園」を標榜する到津の森がどう料理するのか、期待です。

どういうわけかいつも見るのを後回しにして、結局閉園時間になって慌てて帰る横目で見ることんばかりの彼ら。いずれじっくり見たいと思います。

実はとっても驚いたのが、このロバ舎にて。
なんとロバって国内に200頭くらいしかいないのだとか・・・!
てことは1県あたりだと約4頭か。って、少ないわッ!
到津の森には5頭いるよ。もし意外と一極集中の傾向にあるとしたら・・・ロバを見たことない子どもって多いんじゃないのか。希少動物やん。
もっと人集まらんかい。
■絵本「みんなのかお」→感想日記
■石ころたちの動物園(阿部いづみ)→施設公式サイト
到津の森公園 公式サイト
→http://www.kpfmmf.jp/zoo/
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最終更新日 : -0001-11-30