2020-10-17 (Sat) 22:47 ✎
【到津の森公園】 訪問日 2020/10/15



・読書は体験を豊かにし、体験は読書を豊かにする。








前回のあらすじ:到津の看板がスゲー!
実は…あまり言いたくはなかったが、近頃の到津の森公園にちょっと停滞というか物足りなさというか危機感を感じておりました。いやごめん。スゲー。これからも期待するんだぜ?
ということで今回は予告どおり秋の行楽地としての到津の森公園を紹介したい。もうたいがい寒くなってきてますけどね。行楽的紹介だと単なる家族日記になるかもしれないが。
眉間から鼻筋のアーチ皺も好きだけど、鼻の下から上唇の平らな面の凹凸も好きなんだよね。それとアーチから平らな面に至るカマボコ型ラインも好き。ちょっと何言ってるかよくわからない。
— ごんむつみ (@gon623) May 3, 2020
.#ゾウ #セイロンゾウ #到津の森公園 #到津の森ちょこっと特派員202005 pic.twitter.com/YUmsyJktsm
行楽の話の前にひとつだけ。
この日の来館には記念品をいただくという目的があった。
10/11のファン感謝デーで、他の素晴らしい到津ファンの写真とともに僕の拙い(上のゾウの)写真もグッズ化してくれて、その「お礼の記念品」があるという。
グッズ化の詳細は同園のブログ(下記)に詳しい。ありがたいことです。
だからわくわくで来園したんだけど、いきなり次男(4歳)がやらかした。
来館早々、悪戯の挙げ句に周囲が騒然となるくらい盛大にコンクリートの下り坂ですっころんだのだ。
来館早々、悪戯の挙げ句に周囲が騒然となるくらい盛大にコンクリートの下り坂ですっころんだのだ。
しかし、一滴も涙をこぼさず、しかめっ面 (。•ˇ‸ˇ•。)←こんな顔 してた。(わかります?) 前髪をめくると、マンガみたいなたんこぶつくった。 Ω←マジでこんな。
正直かなり動揺した。でも表面上はなんとか平静を装い穏やかに次男の様子をうかがう私。
「だいじょうぶ?」
「…」こく(頷く)
「よかった、だいじょうぶ? きをつけようね」
「…」こく
「いたい? いたいよな」
「…」こく
「きぶんは? 悪い?」
「…」いやいや(否定の首振り)
「…」いやいや(否定の首振り)
「悪くない?」
「…」こく「…だいじょうぶやけ…アイスかって」
「だいじょうぶみたいやなお前」
どんな取引だよ。安心したわ。
とはいえ、消毒して冷やしたいので管理センターの事務所へゆく。(プライベートでは)初めて入った。緊張したw ご迷惑をおかけしたのに大変お世話になりました。素晴らしい対応でした。いちファンとして非常時の対応が素敵だと本当に嬉しい。
なおこのときは「ごんむつみです、記念品おくれ」とは言えなくてさ。夕方ほとぼりが冷めたころに再度行きましタ。
次男はその後すぐ立ち直り、つねに僕の隙をついて余計なことばかりしていた。
遠足団体に紛れ込んで動物解説するわ、勝手に裸足になって園内かけまわるわ、行楽荷物入りの巨大リュック(次男がすっぽり入る)を遠くに持ち去り置き去りにしてくるわ、他人の親子に取り入って有料電動遊具(ライドもの)を堪能するわ(2回)、裸足のあと足を洗って靴下と靴を履いたのち靴だけ脱いで逃げ回るわ、僕に叱られるも大人を舐めた悪い顔して逃げた先で誰かと遊びだしてたものの怒って先に移動した父を見失って大泣きするわ、アリを追いかけてベンチ落ちるわ(以下略)。
遠足団体に紛れ込んで動物解説するわ、勝手に裸足になって園内かけまわるわ、行楽荷物入りの巨大リュック(次男がすっぽり入る)を遠くに持ち去り置き去りにしてくるわ、他人の親子に取り入って有料電動遊具(ライドもの)を堪能するわ(2回)、裸足のあと足を洗って靴下と靴を履いたのち靴だけ脱いで逃げ回るわ、僕に叱られるも大人を舐めた悪い顔して逃げた先で誰かと遊びだしてたものの怒って先に移動した父を見失って大泣きするわ、アリを追いかけてベンチ落ちるわ(以下略)。
監督不行き届きすぎ。
次男と遊ぶと本当に飽きない。

さて(やっと)本題に入る。
子供も飽きないが、到津の森も飽きることがない。その理由のひとつは美しいことにある。もちろんまずは動物が美しい。さらに植物も美しい。
同園の岩野園長はかねてより「日本一美しい動物園」を目指すことを公言している。当ブログでも何度か取り上げた。(→「日本一美しい」でブログ内検索)
じじつ、とても美しいと思う。別の表現をすると「深呼吸をしたくなる」「深呼吸が気持ちいい」ということだ。
じじつ、とても美しいと思う。別の表現をすると「深呼吸をしたくなる」「深呼吸が気持ちいい」ということだ。
美しくするために行ったことのひとつが、10年後を見越した植樹だった。
詳しくは園長のお話(74のあたり)を参照されたい。まさに樹冠の森(上写真)を例にした話があった。
植樹の妙味、植物の不思議に関しては、2009年のこっちの話(動画のあとから)も面白い。

近隣に飛来する野鳥の紹介パネル付近も気持ちいい。樹冠の森から連なる管理センターの屋上ね。
ここで、2019年8月24日に同園で講話を行った西原智昭氏(NPO法人アフリカ日本協議会・理事)の言葉を紹介しよう(レッサーパンダの展示パネルに書いてあったやつ)。
・まず知ることから始めましょう。
・周りの人と地球全体のことを討議しましょう。
・学んだことは一過性で終わらないようにしましょう。
・まずは大人から学び、子供に伝えましょう。
・環境・社会配慮型の商品を調べ探しましょう。
・できる限り「節約」(自己規制)を心懸けましょう。
・周りの人と地球全体のことを討議しましょう。
・学んだことは一過性で終わらないようにしましょう。
・まずは大人から学び、子供に伝えましょう。
・環境・社会配慮型の商品を調べ探しましょう。
・できる限り「節約」(自己規制)を心懸けましょう。
異論なし。
あえて付け加えるなら、楽しみながらやろうぜ、ってことかな。
楽しくなければ掘り下げることも継続することも難しい。「楽しむ」ためには「面白い」ことが大切くないといけない。そこで思い出すのが次の言葉だ。
楽しくなければ掘り下げることも継続することも難しい。「楽しむ」ためには「面白い」ことが大切くないといけない。そこで思い出すのが次の言葉だ。
・読書は体験を豊かにし、体験は読書を豊かにする。
「読書」は「本」だったか「絵本」だったか「知識」だったか。出典を調べたがハッキリしない。絵本に関する本に書いてあった言葉だったと思う。確か松居直の本で、「海外の図書館員の言葉を松岡享子か誰か女流作家が紹介してたがいい言葉だった」みたいな文脈だったと思う。曖昧ですみません。
でもいたく感銘を受けたのはおぼえている。
そう、面白さの第一歩は「知る」ことだ。感情や感覚だけでは面白さは頭打ちになる。頭を、五感を、ぜんぶを使わないと面白くはならない。まずは知ること、です。

行楽のメインスポット(?)芝生広場。芝生と青空が眩しい。ミニ遊園地的なものもあって家族連れに人気の場所だ。
観覧車はただいま改修工事中(2021年4月下旬まで)でゴンドラがない。

気づいたら枝集めをしている次男。男の子の棒好きは異常だよ。気持ちはわかる。

次男。
あ、まちがえた。プレーリードッグだ。オスかどうかは知らない。
到津の森には「森の音楽堂」という屋外ステージがある。同園を語るには実は外せない施設だ。当ブログではほぼ語ったことがないけども。
この日はその森の音楽堂で、次男が集めた枝でチャンバラをさせられた。霹靂一閃! 痛かった。

同園には北ゲート近くに「子供広場」、南ゲート近くに「冒険広場」という遊具ゾーンもある。こちらも家族連れに人気がある。わが家はほとんど利用しない。嫌いというわけではなく、動物を見ていると立ち寄る時間がないだけね…。
でも今回は行きましたよ、冒険広場に! 森の音楽堂の隣です。
たくさん虫がいたんだっ!!(遊具は?)

オオカマキリ、美しい…。
惚れ惚れするわ。

最後に告知を。期間限定の美しいイベントです。
現在、南ゲートの管理センター2階ズーショップ向かい側の休憩(?)スペースではえんぴつ画アーティストの箱崎誠氏の「えんぴつ画」展が開催中だ。同園では2回めの開催となる。
期間は10/4-31。
▶1回目のレポ『驚け! 必見のえんぴつ動物画』
あいかわらず毛玉の表現、肌のシワや硬軟の質感などがお見事。惚れ惚れした。美しい。

冒険広場付近で拾った葉っぱを「ほら、きれいでしょ、このマスク?. ψ(*`∀´)ψ」と口に当てる子供。
世界をすべて肯定的に見て躊躇なく受け入れるその姿こそ美しいわ。子供というものはたいしたものですね。
ああやっぱり行楽情報にならんかった。
▶到津の森公園
▶イベント情報「Itozu Free Gallery『~This is 鉛筆画 ~ えんぴつ画作品展 Vol.2』」
https://www.itozu-zoo.jp/info/2020/09/10283.php
https://www.itozu-zoo.jp/info/2020/09/10283.php
▶箱崎誠公式サイト「This is えんぴつ画」
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最終更新日 : 2020-10-20