2020-08-22 (Sat) 23:33 ✎
【到津の森公園】 訪問日:2020/8/12





ニホンザル舎は8年ほど前から緑化計画を進めていたが、なかなか難しいらしく停滞していたように思われる。植えたらすぐ抜くし、サルめw
そもそも緑化の取り組みは、対来園者のための景観整備という面もあっただろうが、ニホンザルの生活に変化というか選択肢を多くもたらすことにこそ目的があったと思う。木に登るとか食べ物を探して回るとか、毎日の生活に変化をー。



一度行くと歯止めがきかない。8/5の来園後、雷雨(夕立ではない)にも関わらず到津の森へ。舌の根も乾かぬうちに。別に行かぬとは言ってないが。で、行ったら晴れた。途端に酷暑。地面は乾いた。

雨や雨上がりの動物園が好きなんです。動物の動きが変わるし、なにより緑が艶っぽくなるから。
到津の森は植物に力を入れている。たとえば展示ゾーンごとに植物を変えて(日本の動物と外国の動物の展示周辺の植樹はあきらかに違う)いる。
なお写真はマンドリルやクロキツネザル付近から、右手前方にチンパンジー、奥に各種鳥類やセイロンゾウ、アムールトラを臨む通路です。

さらにだ、到津の森の植樹は、展示動物の地域性のほかにも景観や利便性も考慮されている。それはたとえば紅葉が映えるようにだとか、雨や夏の強い日差しを避けられるようにだとかだ。
だから、前回も少し触れた姿見の池は「樹冠の世界」のデッキから、ようするに上から見下ろしてもまったく見えない始末w てことは、ちゃんと土砂降りの傘にもなっているし日傘にもなっているってことだ。

いちおう姿見の池の全景がこちら。(2012年4月撮影)
姿見の池の実力をくらえ。これ水面、天地逆な。
— ごんむつみ (@gon623) November 25, 2019
.#到津の森公園 #姿見の池 #水面に映る景色 https://t.co/xoLJhmb3M2 pic.twitter.com/agcooRIllD
余談ですけど姿見の池の「姿見」感がこちら↑ すげえw

今回(前回もだけど)目を引かれたのがニホンザルの展示だ。
組木が張り巡らされたサル山の一角に、なんか鈴みたいのがある。ブイ? 遊び道具やろか。中に食べ物が入っているエサ入れ、いわゆるフィーダーかもしれない。食べているところは確認できなかったけど。到津の森の公式サイトには何か言及あるかもしれないが、未確認です。

サル山の麓には、枝や落ち葉が溜まっている。以前はこんな仕切りなかったと思う。
写真の左奥には障害物のようにパイプが組まれていて、その上でサルが一頭寝ていたw
写真の左奥には障害物のようにパイプが組まれていて、その上でサルが一頭寝ていたw
ニホンザル舎は8年ほど前から緑化計画を進めていたが、なかなか難しいらしく停滞していたように思われる。植えたらすぐ抜くし、サルめw
そもそも緑化の取り組みは、対来園者のための景観整備という面もあっただろうが、ニホンザルの生活に変化というか選択肢を多くもたらすことにこそ目的があったと思う。木に登るとか食べ物を探して回るとか、毎日の生活に変化をー。
もし本当にそうであるなら、緑化に拘ることはないわけだ。緑がなくても変化があればよい。
緑…植物をどう使うかはきっとどの動物園にとっても課題なんだろな。

到津の森のウリ(にしたいと指定管理者選定時に有識者が指摘していたが、到津の森はとくにPRにしていないのが個人的には痛快な)であるゾウのエサやりも感染症対策だ。
必ず飼育員がそばにいて、手指消毒のいえ手渡しでなく竹竿を使って、一組ずつエサやりとなっている。(つまりこれまでは、来園者が自由に同時に場合によっては手渡しでエサやりができたわけだ。)
必ず飼育員がそばにいて、手指消毒のいえ手渡しでなく竹竿を使って、一組ずつエサやりとなっている。(つまりこれまでは、来園者が自由に同時に場合によっては手渡しでエサやりができたわけだ。)
▶参考:指定管理者候補選定結果(到津の森公園・ひびき動物ワールド)※会議録参照
わが家はふだんエサやりはしないが、制限されるとやりたくなってしまいますヨネー。やりました↓

相手はセイロンゾウのランのほう(二頭いてもう一頭はランという)でした。
いい忘れていたが次男(3歳)と2人で行ったので、彼がやりました。私は抱え役。重い。
いい忘れていたが次男(3歳)と2人で行ったので、彼がやりました。私は抱え役。重い。

最後は「緑、動物、飼育員」という到津の森っぽい写真で。
なおこれは、来園者のエサやり体験中におそらくゾウを現場にとどめておくために、飼育員さんがあれこれしていると思われる状況です。あとこの飼育員さんのファンです僕は。
しかし本当にさっきまで雷雨だったのか。なんて天候だ。
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最終更新日 : 2020-08-23